52 石部 (Ishibe)
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旅舎紅梅

旅籠の屋根に狂歌と戲作者名が見える。このシリーズは56景の全てに別個の狂歌讃が付されているので「狂歌入東海道」と呼ばれている。例えばその一つ、保土ヶ谷の狂歌讃をみると「ことわざの回るも早き双六や急げば遅く程がやの駅」とある。他の狂歌も53次の宿場名を地口でシャレ、サイコロの目で進む双六遊びに見立てて詠んである。面白いと思う方がいるかも知れない。よかったら一つ読み解いて、メイルしてください。


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